衣装着雛人形

雛人形の衣裳は平安の宮廷装束を模したモノ。衣裳を繊細に作り込んでいるのが特徴です。そしてその代名詞といえば、十二単(じゅうにひとえ)です。 何枚も同じ大きさの衣を重ねて、表から見える袖口や裾の色の重なりで美しさを表現します。

重ね方は、季節の草花や自然のイメージで季節感を出しています。例えば、梅という名前のついた春の合色目なら、表が白、裏が蘇芳(すおう、暗い紅色)。 更にそれらの色を何枚か重ねて、襲色目(かさねのいろめ)という配色で季節を表現します。

同系の色を上から下へだんだん濃くなる、薄くなるのを匂いと呼び、次第に薄くなって白で終わる配色を薄様(うすよう)と言います。 移りゆく自然の儚さ、美しさを映した平安貴族の美意識。 衣裳ひとつでそれらを表現する 奥深きものです。


 

上原人形では各種衣装着雛人形を取り揃えております

 

衣装着雛人形なら上原人形

 

千葉県野田市野田715-10

全身を重ね着したもの、上半身だけ重ね着させたもの。 衿と袖の部分だけ、重着させているもの、着せ方もさまざまです。 衿と袖だけを貼付けたおひな様は手に持つと軽く、すべての着物を重ね着させているおひな様はずっしりとした重さがあります。 例えばケースに雛人形を固定するケース飾りと、段飾り等の手に取れる雛人形。 同じ見た目ではございますが、実際に持ち比べるとかなりの違いがあります。是非 野田市上原人形店頭にてその違いを確認した上で ご購入していただく事をおススメします。


まだまだやっています 羽子板・破魔弓!

野田市羽子板・破魔弓も上原人形へ